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やばいと思った時はすでに遅い!?熱中症の初期症状と正しい対処法

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気温が高い季節になると、ニュースでも良く耳にすることがある「熱中症」

室内で暑いのを我慢した結果だったり、炎天下の作業中に…という話もよく聞きます。

 

「熱中症」ってお年寄りや子供がなるものだと思っていませんか?
 
「自分は大丈夫」と思っている方、危険ですよ!熱中症は環境や体調などによって誰にでも発症することが分かっており、健康な人や若い人でも安心はできないのだそうです。
重症化すると意識障害やけいれん、多臓器不全のほか最悪の場合死に至る可能性もある熱中症。しかし初期の段階で正しく対応すれば軽度の症状に抑えることができ、回復も早いと言われています。体からの「危険」のサインを見逃さないための、熱射病の初期症状とその対応策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
 
 

目次

 
 
① 熱中症について知っておこう!

② 熱中症の4つの初期症状&進行した場合の症状

③ 熱中症の主な症状とは

④ 初期症状に気づいたら行いたい!熱中症の対処&対策

⑤ 熱中症は初期症状に気づいて即効ケアしよう!

 

 

① 熱中症について知っておこう!

 
 
そもそも熱中症とはどんな症状なのでしょうか?熱中症が引き起こされるメカニズムや原因を知っておくことは、予防につながる大切なステップです。まずは熱中症を知ることから始めましょう。
 
 

➖ 暑熱環境下での身体適応の障害

 
熱中症は、暑い環境に体が対応できなくなることから引き起こされると言われています。通常私たちの体は「環境・体・行動」の3つがうまくバランスをとることで、健康な体を保っています。しかしこれらのバランスが崩れると体の機能がうまく働かなくなり、体に不調をきたしてしまうのだそうです。
 
バランスが崩れる要因となるのは、次のとおりです。
 
 
●環境…気温が高い、湿度が高い、風があまりない、エアコンのない部屋、日差しが強い

●体…高齢者や子供、肥満の人、二日酔いや寝不足、下痢などでの脱水状態

●行動…激しいスポーツ、屋外での仕事、長時間水分をとらない

 
 
こうした要因がいくつか重なることで、熱中症は発症すると言われています。では、バランスが崩れた体ではどのようなことが起きるのでしょうか?
 
 

➖ 体温調節機能が働かなくなる

 

私たちの体は通常、暑さやスポーツなどで体温が上昇すると汗をかいて、汗が蒸発するときに体の熱を奪う作用(気化熱)を利用して体温を下げています。また皮膚温度が上昇すると熱を体の外へ逃がす働きもあり、汗と皮膚温度のダブルで体温調節を行っているのだそうです。

 

しかし先程説明した3つのバランスが崩れると、体温調節機能が働かなくなり熱中症になってしまうのだそうです。

 

体温調節機能が働かなくなると、体温が高いのに汗をかかなくなったり、皮膚温度が上がっているのに熱を逃がせなくなるなど、体温を下げる機能が著しく低下してしまいます。熱いのに体の熱を逃がすことができない状態とは、恐ろしいですね。こうなると体にめまいや頭痛、けいれんや意識障害などの症状が発生してくると言われています。

 

できることなら重症化する前に、熱中症に気づいて対処したいですよね。では熱中症になる前に、何か予兆のようなサインはあるのでしょうか?
 
 

➖ 「予兆=初期症状」と考えよう

 

熱中症に関しては、予兆が出たらそれはすでに熱中症の初期症状だと考えられるのだそうです。ですので「予兆を感じたら熱中症になる前に対処する」のではなく、「予兆=初期症状と捉えて重症化を防ぐ」という流れになってきます。炎天下や汗を大量にかく環境下で次のような症状が現れたら、それは熱中症の初期症状かもしれません。
 
●めまい、たちくらみ
●ふらつき
●筋肉痛
●大量の発汗
●頭痛

 
 
こうした症状が出たら、すぐに体を冷やすなどの対応が必要になってきます。熱中症が起こらないように3つのバランスを整えることはもちろんですが、「熱中症は初期段階で止める!」ということも大切。予防と対策の2つを頭に置いて、熱中症対策に努めましょう。

 
 

② 熱中症の4つの初期症状&進行した場合の症状

 
 

熱中症には軽症・中等症・重症の3つの段階があり、軽症で見られる症状を初期症状と呼んでいます。初期の段階で適切なケアをすれば、重症化を防ぎ早い回復も見込めますので、なんとか初期のうちに気づきたいですよね。

熱中症の代表的な初期症状と、中等症・重症の症状もご紹介しますので、ぜひ参考になさって下さい。
 
 


 
 

1.めまいや立ちくらみ

 
 
立ちくらみのコピー
 

熱中症の初期段階として、まず「めまい」や「立ちくらみ」が挙げられます。体温調節機能が働かず体温が高い状態が続くと、立ち上がった時にふらついたり、目の前が真っ暗になることがあるのだそうです。

普段から立ちくらみやめまいを起こしやすい人は「いつものこと」と軽く流しがちですが、高温化や汗をかきやすい場所にいる、水分をしばらく摂っていないなどの状況下では、熱中症を疑った方が良いかもしれません。

 

また、高血圧症や脳動脈硬化症の持病がある方は、立ちくらみが脳こうそくへとつながる危険性もあるそうです。たかがめまいと軽く考えず、ふらつき等を感じたら涼しい場所へ移動したり、持病をお持ちの方は病院へ連絡することをおすすめします。

 
 


 
 

2.筋肉痛

 
 
筋肉痛のコピー
 

体温が上がることと筋肉痛はあまり関係のないことのようにも思えますが、汗を大量にかいた場合に筋肉痛の症状が見られることもあるそうです。

その原因はずばり「塩分不足」。汗をかくと塩分も一緒に体から出ていくため、体の塩分濃度が薄くなります。すると筋肉に痛みを感じたり、筋肉がけいれんする(熱痙攣とも言う)こともあるのだそうです。
 
汗をかいたからとお茶や水ばかり飲んでいても塩分は補給できませんので、塩分を適度に含んだイオン飲料や経口補水液を飲むのが熱中症対策の重要なポイントです。
 
炎天下でスポーツなどをしていて筋肉痛を感じたら、患部のみを冷やせば良いと思いがちですが、涼しい場所へと移動して塩分補給をするなど、全身をケアする必要があります。重症化を防ぐためにも、こうしたサインが出たらすぐに対処して下さいね。

 
 


 
 

3.大量の発汗

 
 
汗のコピー
 

熱中症になるほどの暑い環境下では、体は大量の汗をかいて必死に体温を下げようとします。通常レベルの汗なら体の機能が正常に働いていると考えられますが、大量の発汗をしている場合はすでに熱中症の初期段階に入っていると考えられており、注意が必要です。

汗をかくと言うと屋外での作業やスポーツなどのイメージが強いかと思いますが、室内であったとしても油断は禁物です!夏にクーラーをつけずに寝て、就寝中に熱中症の症状が進み救急車で運ばれたり、翌朝手遅れの状態で発見されるニュースが多いのは、大量の発汗を見過ごしてしまった可能性が高いと言われているんです。
 
大量の発汗は体からの危険のサインです!汗をかいたら体をクールダウンさせて、水分と塩分をしっかりと補給しましょう。

 
 


 
 

4.頭痛

 
 
頭痛のコピー
 

熱中症の初期症状として頭痛を感じることもあるそうです。しかし頭痛は中等症に分類されていることもあり、初期よりも少し進んだ状態と考えられますので、見逃さずにしっかりと対処したい症状です。

炎天下や蒸し暑い室内で、ズキズキと頭痛がしてきたら熱中症のサイン!立ちくらみや発汗といったその他の症状を伴う場合、更にその可能性は高まります。元々頭痛持ちの方も、熱中症が起こりやすい環境で頭痛が始まった場合は、頭痛薬だけに頼らず涼しい場所で体を冷やしたり、水分補給を行いましょう。

 
 

➖ 症状が進行するとどうなるの?

 
初期症状に気づかずそのまま放置してしまった場合、重症化してしまうケースもあります。中等症・重症の段階で現れる症状は次のとおりです。
 
 
●中等症
・気分が優れない
・吐き気
・嘔吐
・倦怠感
・体に力が入らなくなる

 

●重症
・意識がなくなる
・痙攣
・歩行障害(まっすぐ走れない・歩けない)
・体がガクガクとひきつける
・体に触れると異常に熱い高体温の状態

 
 
その他にも、眠気や寒気、息苦しさや耳鳴りを感じることもあるそうです。ここまでくれば熱中症と気づいて何らかの行動を起こすことになるかと思いますが、回復に時間がかかったりひどい場合は入院を余儀なくされるケースも。暑い夏を元気に過ごすためにも、初期症状に気を付けてしっかりと対処していきたいですね。

 

 

③ 熱中症の主な症状とは

 
 
熱中症とは、身体にとって暑い環境にいることでおきる様々な症状の総称。
 
その症状や特徴により、いくつかに分類されます。
 
 

◎ 熱失神

 
暑さで血管が広がって急激に血圧が下がり、脳に流れる血が少なくなります。

顔が青白くなり、めまいでくらくらし、ひどい場合は倒れて失神しています。

 
 

◎ 熱けいれん

 
暑さのために大量の汗をかいた事で、血液内の塩分が失われた時に表れやすくなります。

手足がつってしまったり、筋肉の痛みやけいれんなどが主な症状です。

 
 

◎ 熱疲労

 
大量に汗をかき、体内の水分が足りなくなると表れます。

熱けいれんと一緒に起こりやすいので、特に運動時には注意して下さい。

頭がぼーっとして集中できなくなったり、体のだるさ・頭痛・吐き気を引き起こします。

 
 

◎ 熱射病

 
暑さによって体温が急上昇することで起こります。

ひどくなると、体がほてって暑い、意識がもうろうとして倒れてしまう、呼びかけても反応が鈍い…。といった症状が表れますので注意が必要です。

 

 

➖ こんな症状が出たら…

 
はっきりとした症状が出ていなくても、こんな兆候が出たら熱中症になりかけかも知れません。

すぐに対策を取って、熱中症を予防しましょう。
 
 

・気温が高いのに手足が冷えてくる。

・大量に汗をかく。

・その汗が止まってしまい、汗をかかなくなる。

・気温以上に体が熱く感じる。

・体全体が乾いた感じがする。

・手の甲の皮膚をつまんでもすぐには戻らない。

・普段通りなのになんだかドキドキする。

・ものすごく喉が乾き、水がほしい。

 
 

2つ以上当てはまるようなら、熱中症の初期症状を疑うべきです。

 

特に気温が高いのに全く汗をかかないのは、かなり危険な兆候。

休憩出来るなら、すぐにでも風通しの良い場所で休憩しましょう。

 

 

④ 初期症状に気づいたら行いたい!熱中症の対処&対策

 
 

熱中症の初期症状を覚えたら、次に知りたいのはやはりその場での対応策ですよね!初期の段階なら次にご紹介する対策だけでも、回復させることは十分可能と言われています。気づいた時に適切な対応がとれるように、しっかりとチェックしておきましょう!

 
 


 
 

1.木陰で休もう

 
 
木陰のコピー
 

熱中症の初期症状が出たらまず最初に行いたいことは、「涼しい場所へ移動する」ということです。まずは熱中症を引き起こす環境から避難することから始めましょう。

屋外なら木陰、室内ならクーラーが効いた部屋などがおすすめです。木陰が無い場所に行く場合は、あらかじめテントなどを準備するのも良いですね。炎天下でスポーツやレジャーを行っている最中にめまいなどの不調を感じたら、すぐに木陰や日陰の下へ移動して、日差しや地面などから発せられる熱から逃げましょう。

 

木陰では服を少しゆるめ、体の中に風を入れてあげると気持ちが良いですよ。日傘や帽子も熱中症対策には有効ですが、木陰の下はひんやりと涼しくクールダウン効果が抜群だと言われています。屋外にいる場合は積極的に活用しましょう!

 
 


 
 

 

2.水分、ナトリウム(塩分)を補給しよう

 

 水のみのコピー

 

沢山汗をかくと体から大量の水分と塩分が失われます。体の塩分濃度が薄くなると筋肉痛やけいれん(熱痙攣)にもつながりますので、汗をかいたらすぐに水分とナトリウム(塩分)を補給することが大切です。

暑い夏は水筒に水や麦茶を入れて持ち歩くことが多いかと思いますが、熱中症予防には「塩分」が必須!塩分を含んだイオン飲料や経口補水液を飲んだり、水しか持っていない場合は塩入りのキャンディーなどで塩分をしっかりと補給しましょう。
 
脱水・塩分不足を防ぐためにも、夏の水分補給にはぜひ「ナトリウム(塩)」をプラスして下さいね!

 
 


 
 

3.体を冷やそう

 
 
氷のコピー1
 

涼しい場所へ移動して水分と塩分を補給したら、同時に体を冷やしてクールダウンさせてあげましょう。服をゆるめて通気性を良くし、氷のうなどを使って体を冷やしてあげると、体の不調も改善することが多いそうです。

体を冷やすのにおススメの部位は、首・わきの下・足の付け根です。氷のうや水で濡らしたタオルなどを当てて、やさしく冷やしてあげましょう。アイスノンなどを使用する場合は、直接肌に乗せることで凍傷の危険もありますので、タオルを間に挟むなどして冷たさを和らげると良いですよ。

 

ここまでで体調が戻れば、そのまま帰宅しても大丈夫!もし不調が続くようなら、重症の場合やその他の病気の可能性もありますので、必ず医療機関を受診して下さいね。

 

 

⑤ 熱中症は初期症状に気づいて即効ケアしよう!

 
 

いかがでしたか?

 

自分もそうなのですが、案外初期症状を感じたことのある方は多かったのではないでしょうか。水分を補給したり涼しい場所へ移動するなどして未然に重症化を防げる場合は良いのですが、仕事中で水分が摂りにくかったり、近くに日陰が見つからない場合などは症状が進行しやすく、大変危険です!

 

こうした状況に対応できるよう、レジャーに行く場合はクーラーボックスに氷を入れていく、塩っ気のある食べ物を持っていくなど、前もって対応を考えておきたいですね。初期症状に気づいて対応すれば、熱中症はセルフケアで十分回復できる症状だと言われています。予備知識をしっかりつけて、暑い季節を元気に乗り切りましょう!

 
 
 
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