こんにちは、支援員の岩崎です。
今回の記事も前回に引き続き、ルーツをご利用されている当事者の方の声をみなさんにお届けしようと思います。
今回お話を聞かせてくださったのは、ルーツ初の内定者のAさんさんです!
Aさんは統合失調症を患っていますが、それを感じさせない行動力で数々の面接を受け、見事ネットワークエンジニアのお仕事の内定を勝ち取られました!
それでは、早速内容の方にいってみましょう。
Aさん:「私は、元々はネットワークエンジニアの仕事をしていたのですが、統合失調症になってしまい、辞めてしまいました。それから闘病生活を経て今に至り、再び就職したいと思うようになり、今後どのような仕事をしていこうかと考えた時、以前培った技術を活かしたいという思いがありました」
ルーツに通う前のことを思い出しながら話してくださるAさん。
Aさん:「しかし、すぐに再就職というのはさすがに不安で、役所などに相談に行ったんです。その時に偶然ルーツのリーフレットが目に入って、なんとなく開きました。そうしたら、プログラミングやWebデザインが学べると書いてあって。Word、Excelなんかの事務的なことを学べる事業所は多くても、プログラミングやWebデザインなんかを学べるところは少なくて、そんな中でルーツのリーフレットを見て、ここにしようと思いました」
ルーツを知ったきっかけと、ルーツに決めた理由について、Aさんはこのように語ってくれました。
もともとの経験から、パソコンの扱いについては人並み以上のものがあるAさん。
ルーツでは、そのスキルをさらに向上させようと、頑張られていました。
Aさん:「結構ブランクがあるので忘れていることも多いですが、今後仕事が始まったら、その中で実際に携わりながら細かい部分の勘を取り戻したいと思っています」
そんなふうに語ってくださったAさん。
毎⽇日参考書や動画なども⾒見見ながら⼀一⽣生懸命に学習に取り組まれていました。
また、Illustratorなどを使ったWebデザインなどの勉強もされるなど、新しいことにも⾮非常に意欲的に挑戦されていました。
Aさん:「私は、ルーツに通いながら、就職活動にも積極的に取り組みました。たくさんの⾯接を経験することで、就職活動に慣れたいと思ったんです。また、これは私なりのやり⽅方で、これを真似してほしいわけではありませんが、今回の就職活動ではあえて障 害をオープンにして⼀一般枠で応募し、それでも尚面接してくれる企業を探すという試みもしました。最終的には7社の面接を受けることができたのですが、結局統合失調症の等級を理由に落とされた企業もあり、とても苦労しました」
しかし、それでも諦めず、ルーツで面接の練習などをしながらひたむきに頑張ったAさん、最後には1社から内定をもらうことができました。
Aさん:「落とされたらその時はその時と割り切って、気持ちを切り替えて次に臨むように心がけて、面接前にはしっかりと準備をするように頑張りました。結果として内定をもらうことができ、正直ホッとしています。仕事をすることが今から楽しみです」
内定が決まった後、Aさんは嬉しそうにそう語ってくれました。
Aさん「まず、就労後のイメージを意識して通所することが大切だと思います。どんな風に働きたいかをイメージすることが、通所のモチベーションにも繋がると思うんです。それから、履歴書や面接についてなど、積極的にスタッフに相談していくことも大事だと思いました。面接の練習なども行ってもらい、本番に向けてしっかり準備することが重要です」
今後就職活動を行っていく仲間達に向けて、Aさんからこのようなメッセージをいただきました。
ルーツ初の内定者のAさんのお話、いかがでしたでしょうか?
「就労移行支援事業所に通っても、本当に就職できるのだろうか?」
中にはそんな不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。
Aさんの内定が、そんな方達の希望や励みになればと思います!
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