障害者雇用 就活で聞かれるあの質問、どう答えたらいいの? | 就労移行ITスクール

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障害者雇用 就活で聞かれるあの質問、どう答えたらいいの?

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こんにちは!

ルーツに通われている方も通われていない方も、就労移行に通われている方も通われてない方も、このブログを読んでくださってありがとうございます!笑

今日は、障害者雇用枠での就職を考えた方は一度はぶつかったことのある「この質問どう答えればいいの、、、?」という疑問に答えていきたいと思います。

 

ではさっそく、よくある答えにくい質問に答えてみましょう!

 

 

前職を辞めた理由を教えて下さい。

障害者雇用枠に限らず、転職時には前職の離職理由を聞かれることが多くあります。まれに、「嘘をつくべきですか?」と質問されることがありますが、嘘は絶対にNGです!!

伝え方については考えていく必要があるので、必ず周囲の方に相談してほしいですが、嘘はNGです。そもそも障害者雇用枠の場合には、病気や障害が原因での退職だろうということは、企業の担当者の方も想定していることです。

隠さずにしっかりと伝えるようにしましょう。

離職理由は病気や障害だろうと予測はしていますので、企業の担当者の方が聞きたいのは、「今後は自社で働いていくことができるのだろうか?」ということです。

つまり、現在の病気や障害との付き合い方と、就労可能な状況であることを正しく伝えることが大切です。ご自身で行なっている自己管理の方法についてや、第三者の意見、自分の症状についてのの理解と対処法などを話すことで、企業の担当者の方も安心して選考を行うことができます。

 

 

(伝え方の例)
前職では、◯◯という理由で体調を崩し、うつ病と診断されて退職をいたしました。しかし現在では、通院と服薬で症状が安定しており、医師からも就労可能と言われております。また、日頃から体調を自己管理するために、睡眠時間を記録し、ストレス時の息抜きに気を使っております。

 

 

 

 

離職期間は何をされていたのですか?

ブランク期間の長い方は、離職期間にどんなことをしていたのかを質問されます。

この場合にも正直に伝えることが必要ですが、その期間に就労のためにやっていたことは積極的にお伝えすると良いです。

例えば、体調回復のための通院や自己管理、スキル学習や資格取得など。

また、ルーツのような就労移行支援事業所に通っていた場合は必ずその旨をつてましょう。その際に、通所時間や通所日数、出席率などを伝えることが出来ると、企業の方の印象がぐっと上がります。

可能であれば、第三者の意見として就労移行の方の意見を書面などでもらうことで、企業の担当者の方は「第三者からの評価」という安心感を得ることができます。

 

 

(伝え方の例)
離職から◯ヶ月は、体調回復に専念し、病院に通院して外出が可能になりました。それから現在は、就労移行支援事業所に通所を開始し、6ヶ月ほど週5日、10:00〜16:00まで通っています。自己管理が出来るようになり、直近3ヶ月は1日も欠席や遅刻なく通えています。

 

 

 

 

あなたの障害について教えて下さい。

障害については、「答えられる範囲で」と前置きしてくださる企業も多いです。

しかし、障害や症状について双方で理解することは、就労を継続する上で非常に重要な項目であるため、隠さずしっかりと伝えるよう心がけましょう

伝え方ですが、自分自身で自分のことをわかりやすく伝えることを意識し、自己理解を深めていることが大前提です!その点は一朝一夕でできるわけでは有りませんので、しっかりと時間を掛けて準備しましょう。
また、大切なのは、「障害名(病名、症状名)を言えばだいたい相手に伝わるはず」と思い込まないことです。
障害に関係なく、人と自分は全く違う人間です。伝えることをせず「わかってもらえる」ということは有りません。
企業の方も障害について配慮したいと考えていても、実際にはどのような配慮が必要であるのかがわからず困っていることもあります。
伝えることを怠らず、相手にわかりやすいよう自己理解を深めましょう。

 

 

(伝えることの要点)
・きっかけ
・具体的な状態・症状(発症するトリガーなど)
・出来ること・苦手なこと
・通院、服薬
・配慮してほしい点
・接し方(指示やコミュニケーションの方法、面談の必要性など)
・就業可能状況(時間、週何日、安定した勤務可が可能か)
・症状が出たときの対処法など

 

 

 

 

 

配慮が必要なことはありますか?

先程の質問とかぶるところもありますが。配慮が必要なことがあるときにはしっかりと正直に伝えるようにしましょう。
まれに、「ないです」と伝える方が居ますが、実際に話しを聞いていくと必要である場合があります。
「これは伝えるほどのことではない」と決めつける前に、一度第三者に相談してみると良いかもしれません。
受け手側も、「ないです」と言われるよりも、小さなことでも状況を話してもらったほうが、自己理解が進んでいる印象が強くなる場合があります。

 

 

(伝え方の例)
私はパニック発作が起きることがあります。多くは◯◯ノ状態の時ですし、頻度としては年に1、2回なので勤務中に起こることは無いと思いますが、もしそのような場合には、30分ほど一人になれる場所で休むことで回復することが出来ます。ですので、発作が起きた際には、30分程度一人で休ませていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、就活時によく聞かれるけど答えづらい質問について紹介しました。

こちらの質問は、就職活動期に入った方々から実際に「どうしたらいいですか?」と相談されることが多いです。
就労を目指す方はぜひ、早めに準備を進めていきましょう。

早めの準備として意識してもらいたいのは次の2点です!

 

①自己分析をし、初めて会う相手に伝えられるようにする。

②自己管理をするために、対処方法を自己理解する。

 

 

①自己分析をし、初めて会う相手に伝えられるようにする

就労を継続するために不可欠なのは、周囲の方と相互理解することです。

障害特性も含め、就労を想定した自己分析をしっかりと行うことで、就労後の同僚や上司の方々に自分との接し方を正しく伝えることが出来ます。その結果、仕事を継続していける環境づくりを企業と一緒にしていくことが出来ます。

 

②自己管理をするために、対処方法を自己理解する。

障害をオープンにして就職する場合、重要なのは「障害である」ということではなく、「その障害や症状とどう向き合い、自身で対処することができているのか」ということです。

もちろん、周囲の方に配慮をしてもらうことが必要な場合もありますが、自分自身で対処していることを伝えれれば、相手からの信頼も増します。

 

ぜひ意識してみてくださいね!!

 

 

 

 

 

 

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