障害者枠と一般枠、どちらがいいの?【ルーツお悩み相談室】 | 就労移行ITスクール

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障害者枠と一般枠、どちらがいいの?【ルーツお悩み相談室】

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こんにちは!

今日から「ルーツお悩み相談室」なるブログを始めてみようと思います♪

同じ悩みを持つ方のお役に立てればと思っていますので、参考にしてくださいね!

 

 

ではさっそく、今日のお悩み!

 

 

 

障害者枠と一般枠、どちらで就職するのが良いの?

 

就労移行支援事業所に来る方の中にも、どちらで就職するか悩んでいる方は多いです。

どちらが絶対というのはありませんので、その方に一番合うものを一緒に相談しながら考えていくことが多いですが、まずはじめに、「一般枠」と「障害者枠」はどんなもので、どのような違いがあるのかを考えてみましょう!

 

 

 

 

 

一般枠と障害者枠とは?

「一般枠」というのは、通常の求人のことで、障害の有無にかかわらず受けることができます。

一方「障害者枠」というのは、企業さんが障害者雇用のために出している求人の枠のことで、応募には条件があります。

 

 

「障害者枠」の求人に応募する条件とは?

「障害者枠」の求人に応募するためには、障害者手帳を持っていることが必須条件です。

障害者枠での就職を考えている場合には、早めに手帳取得をしておく必要があります。就労移行支援事業所は、手帳がなくても条件を満たせば利用することが可能ですが、障害者枠での就職は、手帳がないとすることができないので注意が必要です。

 

【障害者手帳の種類】

障害者手帳は3種類あります。

申請から取得には少々時間がかかります。

 

障害者手帳ってどんな種類があるの?【種類・申請・等級】

 

 

 

 

 

障害者枠を利用する時の不安

障害者枠の利用を考えたとき、不安がある方も多いかもしれません。

よくある不安は、

「障害者枠だと給与がすごく低いのではないか?」

「職種が限定されるのでは?」

「同僚や上司からどんな風に見られるんだろうか?」

「キャリアアップできる環境はあるのだろうか?」

 

しかし、一般枠を考えている方にも不安の声は多く、

「一般枠で就職して続けられるのか?」

「配慮が得られず体調を崩すのではないか?」

「うまく仕事ができず精神的にきつくなるのではないか?」

 

などなど。

次に、一般枠と障害者枠のメリット・デメリットをご紹介していきますが、大事なのは、「安心し、継続して就労できる場所」であることだと思います。

例えば、障害者枠での心配事の多くは、給与面ですが、ルーツの運営会社がご紹介している求人の多くは、一般枠と変わらない給与での求人を頂いています。

それは、障害に関係なく「戦力」として企業で活躍してほしいという想いのためです。

実際に求人を見た方から、「本当にこの給与なんですか?」と驚かれることもしばしば。笑

相談をして、自分に合う企業さんと出会えることを目標にしていきましょう♪

 

 

 

 

一般枠と障害者枠のメリット・デメリット

 

 

 

障害者枠のメリット・デメリット

★メリット

・適切な配慮を得て働けるので、継続して就労しやすい

・通院時間を確保したり、服薬に気を使う必要がない

・障害がバレるのではないかという不安を抱かなくて良い

・苦手な仕事や特性を配慮してもらえるので、得意な分野で力を発揮しやすい

・職場の理解が得られることで、ミスや不安を減らせる

・障害をオープンにしているので相談できる場所がある

・支援者が就職後の定着支援を行う際、企業側にも働きかけることができるので、自分では直接伝えづらい問題などを間に入ってサポートしてもらえる

・実習期間を設けている会社も多いので、実際に就職する前に会社の雰囲気や仕事を体験できる

 

★デメリット

・様々な職種の求人はあるが、多く出てくる求人は職種に偏りがある

・キャリアアップのイメージがしづらい場合がある

 

 

 

一般枠のメリット・デメリット

★メリット

・職種や業種はたくさんあるので選びやすい

・情報が多いのでキャリアアップのイメージもしやすい

 

★デメリット

・実習などの制度がないので、実際の就労をイメージしづらい

・周囲からの配慮を得ることができないので、就労を継続しづらい

・通院や服薬時に周囲の目が気になる

・労働時間や仕事内容での配慮は得られないので体調を崩す可能性がある(高い)

・相談できる場所がないので、自身で問題解決をする必要がある

・定着支援の際、支援者が企業側へのアプローチすることができない

 

 

 

 

 

実際にどれ位定着に差があるの?

一般枠と障害枠での就職の定着率にはかなり差があります。

『障害者の就業状況等に関する調査研究』 (2017年、JEED)における調査をもとに厚生労働省が独自に作成したデータによると、

 

★精神障害者の場合

一般枠(障害非公開)の場合、1年定着率は27.7%。

障害枠の場合、1年定着率は64.2%

となっています。

 

身体障害、知的障害、発達障害もともに、障害者枠と一般枠ではかなり定着率に差が出ます。

(参照:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/0000178930.pdf)

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

障害枠と一般枠、どちらを選んで就職するのかは、相談しながら決めていきますが、大事なのは自分のことをよく知り、どんな場所なら安心して継続就労ができるのかを考えることです♪

悩んだときは、相談してくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

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