意外と身近？統合失調症について

Tweet

Pocket

 
こんにちは！
土屋です！
みなさん統合失調症ってご存知でしょうか？
統合失調症は、およそ100人に1人弱がかかる頻度の高い病気です。
 
以前は「精神分裂病」が正式の病名でしたが、「統合失調症」へ名前が変更され、認知度の高い病となりました。
 
 
 

①　統合失調症とは

②　陽性症状について

③　陰性症状について

④　統合失調症の方との接し方

⑤　最後に…

 
統合失調症の症状は、その特徴から大きく陽性と陰性の２つの症状にわけることができます。
 
陽性症状は幻覚や妄想など統合失調症の目立った症状をいい、対照的に自閉(社会的引きこもり)や感情の平板化などの目立たない症状を陰性症状といいます。
 
では実際に陽性症状と陰性症状の具体的な例をあげていきます。
 

☑️　妄想

 
典型的な例としては「テレビの放送などで自分のことが話題になっている」「誰かにずっとみられている」「自分の考えが外部に丸聞こえである」「誰かに自分が操作されている」などがあります。
 

☑️　幻覚

 
実際には起こっていないことを現実に起こっている事として感じてしまうことです。
また、実際には存在しないものが見えたり、臭いがしたり、感じたりする場合もあります。
 

☑️　思考障害

 
思考が混乱してしまい、そのため会話の内容の辻褄が合わなくなり、ひどい場合には自分が何を話しているのかわからなくなってしまうこともあります。
 
 

☑️　感情の平板化

 
ご本人の喜怒哀楽の表現が乏しくなるだけでなく、他者の感情表現に共感することも少なくなってしまうことです。
 

☑️　思考の貧困

 
会話をしていても、比喩などのいい回しが使えなかったり、理解できなかったりします。そのため、会話に使われる言葉が減ったり、無口になったりします。
 

☑️　意欲の欠如

 
自発的に何かを行おうとする意欲が無くなってしまうことです。そのため、仕事や日常的な行動（着替えや入浴、歯磨きなど）に興味がもてなくなり、家族に言われないと動かなかったりします。
 

☑️　自閉（社会的引きこもり）

 
自分自身の世界に閉じこもり、他の人とのコミュニケーションを取らなくなることです。

　話をよく聞いてあげる

 
ご家族は幻聴や妄想に過剰に反応しないようにして、ゆっくりじっくりと話を聞き、その本当の意味を理解するようにしましょう。
 

　巻き込まれ過ぎないようにする

 
主な例としては、ご本人が出来ることには手を出したりして手伝わないことや、家事や約束事は守らせる、ご本人自身のやり方やペースを重要視してあげる、などがあります。
 

　短期で出来る目標と長期で出来る目標を作る

 
小さい努力で達成できるものと、日々の積み重ねの努力で達成できるものを決めましょう。

 
 
統合失調症は「普通の会話も通じなくなる」「一生治らない病」という誤ったイメージがありますが、
 
人のこころの働きの多くの部分は保たれる事が多く、投薬治療によって多くの患者さんが回復へと向かうとされています。
 
正しい知識を持って、接することが何よりも大事なんですね！
 

就労移行支援事業所ルーツにはFacebookページがあります。
イベントや情報、普段の様子などを公開していますので、
もしあなたがオフィスに来ようと思ってくださったのなら、
まずご覧になって雰囲気、詳細を知ってみてくださいね。
 
ぜひ、いいね！も宜しくお願いします。

 
＞＞＞Facebookページはこちら＜＜＜

 
 
・１１月１７日（木）に
【参加費無料】一瞬で気持ちを切り替える方法

を開催します！
 
心理カウンセラーの椎名雄一さんによる講座です。
 
人に悩みがあるけれどなかなか打ち明けられない、
ぜひこの機会を機にお気軽にオフィスにお越しください!!
 
連絡先、場所などはこちらまで！！
↓↓↓

新宿・四ツ谷の障がい者の就職・社会復帰支援の場所
就労移行支援事業所ルーツ
東京都新宿区三栄町29-6 Fビル 5階
最寄り駅︰東京メトロ丸ノ内線 四ツ谷三丁目駅／都営新宿線 曙橋駅