2017年1月12日

利用者さんの声〜ルーツ初の利用者Mさんの事例〜

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こんにちは、支援員の岩崎です。

今回の記事では、ルーツをご利用されている当事者の方の声をみなさんにお届けしようと思います。

今回お話を聞かせてくださったのは、ルーツの利用者第1号のMさんです！

昨年の7月に開所したルーツですが、本当に最初の頃から通ってくださっている方で、現在も一生懸命に頑張られています！

それでは、早速内容の方にいってみましょう。

感性を求められる仕事がしたい

Mさん：「私はもともとは就労継続支援B型の作業所に通所していました。でも、そこで行うのは単純作業ばかりで、やりがいが見出せずに、休んだり、遅刻したり…といったことを繰り返していたんです」

ルーツに通う前のことを思い出しながら話してくださるMさん。

Mさん：「そんな時に、その作業所の就労担当者の方からルーツのリーフレットを見せてもらったのですが、Webデザインの勉強が出来ると書かれてあるのを見て、すごく興味を惹かれました」

ルーツに通うことを決めた理由を尋ねると、Mさんはこのように語ってくれました。

Mさん：「昔は音楽活動などをしていたので、そういった芸術方面というか、感性を発揮できる仕事に挑戦したいと、ずっと思っていたんです」

そんなMさんですが、Webデザインはもちろん未経験。

初めての挑戦に、苦労する日々が始まります。

毎日の積み重ねで前に進める

Mさん：「Webデザインに挑戦したいと思ってルーツに入ったのはいいのですが、そのために使うIllustratorなどのソフトは全くの初心者で、不安もありました。実際に使ってると、テキストを読んだり、スタッフに教えてもらったりしても何度も行き詰まることがあり、苦労の連続でした。それでも、少しずつIllustratorが使えるようになってくるのが楽しくて、つまづいても「明日はこれをできるようになろう」って気合いを入れたりして…そうしていると、自然と毎日通うようになっていました」

通い始めの頃について尋ねると、こんなふうに話してくださったMさん。

では、現在はどうなのでしょうか？

Mさん：「数ヶ月通って、Illustratorの使い方にもある程度慣れてきました。今はチラシ作りなどに挑戦しているところです。それでもまだまだわからないことだらけで、行き詰まってモチベーションが下がったりすることもありますし、体調が悪くなってしまう日もあります。でも、せっかく勉強したいことを勉強できる場なので、なるべく休んだりしないように体調や生活リズムを気をつけるようにしています」

最近の様子を振り返り、このように答えてくれました。

仲間とのつながり

Mさん「私が利用者第一号なので、最初の頃は寂しく感じることもありました。でも、最近ではだんだんと人が増えてきて、いろんな人と話をする機会も増えました。ルーツに来て、そうやっていろんな人と話すことが楽しみのひとつで、会話の中で気づくことや、学ぶことも多いんです。ああ、こんな価値観の人もいるんだなぁとか、こんな考え方があったんだなぁとか。それから、自分と同じくIllustratorの勉強をしてる人と意見交換をしたりするのも、意外なところからアイデアが生まれてくることがあって楽しいですね」

そんなふうに語ってくれたMさん。今後について尋ねると、

Mさん「もっと人が増えてほしいですね。私はタバコを吸うので、一緒にタバコを吸いながら話せる仲間ももっとほしいです（笑）」

と、笑顔で答えてくださいました。

終わりに

ルーツ初の利用者であるMさんのお話、いかがでしたでしょうか？

「Webデザインとか興味あるけど、未経験だし不安だ…」なんて方も多いんじゃないかと思います。

ですが、Mさんのように、毎日の積み重ねでスキルを習得できる場を、ルーツなら提供できます！

この記事を読んで、一人でも多くの人に興味を持っていただけたらと思います！

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