どっちがいいの?気になるオープン就労・クローズ就労のメリット・デメリット | 就労移行ITスクール

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どっちがいいの?気になるオープン就労・クローズ就労のメリット・デメリット

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こんにちは!就労移行支援事業所ルーツ横浜関内です!

今日は、気になる障害者の就職・就労についてのお話をしていこうと思います。

みなさん、オープン就労とクローズ就労という言葉をご存知でしょうか?障害のある方が就職活動する時にとても大切になってくる言葉です。

今回は、オープン就労・クローズ就労の言葉の意味や、定着率の違いについてご説明していきます。

ぜひ、みなさん最後までお読みください!

 

オープン就労とは

 

 

 

 

オープン就労とは、障害や難病があることを企業側に病気や障害があることを明かして、就労をする形態のことをいいます。

ほとんどの場合、障害者雇用での就職となります。

 

オープン就労のメリット

① 障害や病気を考慮して、業務内容などの面で配慮を受けることができる

 

障害の特性上、発生してしまうの困りごとに対して、配慮を受けることができます。

配慮の例

・困りごと:人通りが多いと気が散ってしまう

 配慮:壁に面した席にする・パーテーションを設置する

 

・困りごと:満員電車は気分が悪くなる

 配慮:出勤時間を調整し、満員電車を避けられるようにする

 

・困りごと:口頭での指示を理解するのが難しい

 配慮:指示をメールで受けたり、紙に書いてもらうようにする

 

こういった配慮を受けることで、自分の働きやすい環境で働くことができ、職場の定着にもつながります。

 

② 障害を隠さずに就労をすることで安心感がある

 

クローズ就労の場合は、障害を隠しながら仕事を続けていくことになります。そうなると、「いつかバレるのでは」という不安を抱えながら過ごすことになるかもしれませんよね。

オープン就労の場合は、障害を伝えた上で就労をするため、クローズ就労よりも安心感があるかもしれません。

 

オープン就労のデメリット

 

① クローズ就労に比べ、給与水準が低い

 

オープン就労の給与水準はクローズ就労の給与水準に比べ比較的低い傾向があります。

クローズ就労と給与水準が異なる理由は、オープン就労は障害や体調を配慮して、就労形態や勤務時間がクローズ就労と異なることが多いためです。 

最初は短時間勤務からのスタートであったり、アルバイトやパート、契約社員の契約であったりします。

そう言ったところから、給与水準がクローズ就労よりも低くなっています。

 

② 応募できる職種や業種が限られてくる

 

オープン就労では、基本的に障害者雇用の求人に応募することになります。

そのため、障害者雇用の求人を出していない企業に、オープン就労をするのは難しいです。全ての会社が障害者雇用の求人を出している訳ではないので、クローズ就労に比べ、応募できる職種や業種が限られてきます。

ですが、IT企業などでも障害者雇用を行う会社は増えて来ていますし、特例子会社をもつ会社も多くあります。

障害者雇用でも、選べる職種や業種はどんどん増えて来ていますので、プログラマーやWEBデザイナーなどの職業を目指すこともできます。

 

クローズ就労とは

 

 

 

 

クローズ就労とは、企業側に障害があることを伝えずに就労する形態のことをいいます。

 

クローズ就労のメリット

 

①障害者雇用の求人と比べると、求人の業種や職種が豊富

 

一般求人での応募になるので、障害者雇用の求人よりも求人数が多くなります。

それに伴って、応募できる職種や業種の種類も豊富になっていきます。

 

②障害者雇用に比べ、給与水準が高い

 

クローズ就労では、一般の方と同じように働くので、一般の方と同じだけのお給料が支払われます。

企業にもよりますが、障害者雇用の求人よりも一般求人の方が給与が高い傾向にあります。

 

クローズ就労のデメリット

 

①障害に対する配慮がない

クローズ就労は、障害があることを明かさずに就労をするため、障害に対する配慮は受けられません。

例えば、精神障害の影響で体調が悪い場合、オープン就労の場合ですと、配慮としてこまめに休憩を取らせてもらえたり、作業ペースが落ちてしまっても理解してもらえます。

ですが、クローズ就労の場合は、そういった配慮がないので、働きづらさを感じてしまうかもしれません。

 

②障害がいつかバレてしまうのではという不安を抱えてしまうことがある

 

クローズ就労では、障害があることを伝えずに企業に入社をするため、「いつかバレてしまうのではないか」という不安を抱えてしまう方もいらっしゃいます。

そういった不安がメンタル不調に繋がり、体調を崩してしまうかもしれませんよね。

オープン就労の場合ですと、最初から障害のことを伝えて入社しているので、安心感を持って働くことができます。

 

オープン就労とクローズ就労の定着率の違い

 

オープン就労とクローズ就労では職場への定着率が大きく異なります。

求人種類別に職場定着率の差をみてみると、

障害者求人(オープン就労):70.4%

一般求人(クローズ求人):30.8%

となっています。

 

障害に対して配慮があるかどうかで、職場の定着率は大きく変わっていきます。

自分は、働いていく上で配慮が必要なのか、必要だとしたらどんな配慮を求めればいいのかをしっかりと考えた上で、オープン就労かクローズ就労かを決めていけたらいいですね。

 

最後に

 

本日のブログは、オープン就労とクローズ就労についてでした。

オープン就労とクローズ就労では、それぞれのメリット・デメリットがあります。

現在の自分の障害の様子や体調を考慮して、どちらで就労をするかを考えていきましょう。

就労移行支援事業所ルーツでは、自己理解を通して、自分がどの就労形態なら無理なく働き続けられるのかを一緒に考えていきます。

 

就職でお悩みの方、ぜひ一度見学に来ませんか?障害者手帳は取得していなくても構いません。

お問い合わせお待ちしております!

 

 

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