2017年6月15日

デザインは、優しい仕事です。

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こんにちは、ルーツのデザイン先生です。

今日利用者さんに「先生って今週いました？」て聞かれましたので泣きそうです。

ずっといます。

嬉しいこともありました。

ディーン藤岡さんに似ていると利用者さんに言っていただきました。
喜んでいたら「顔じゃないです、雰囲気です」と。

それで一瞬「えー」となったのですが

よくよく考えたら

いや、それでもめちゃめちゃ嬉しくない？

と。

なに自分は調子に乗ってたんだと。

人はすぐ調子に乗ります。
気をつけましょう。

という話でした。笑

はい、改めて

ディーン藤岡さんに細目で見ると似ている、デザイン先生です。どーん

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※写真はイメージです

本日は、利用者さんとの会話の中で感じたことをつらつらと。

ぼくは事業所でデザインを教えています。

最近はイラストレーターの使い方を特に重点的に教えているのですが
本当にみなさん積極的に学んでいただいています。

事業所以外で社会人や大学生にも講座を開催しているのですが

差異は本当に無い。

没頭力においては利用者さんの方がすごいと思っています。

内容は、全く同じものを教えています。
名刺をつくったり、ロゴをつくったり。

ここで注意しているのは

「内容だけでなく、アプローチも同じにすること」

精神的に不調であったり、障がいをお持ちであっても
それは考えられないということではありません。
考えるのに多少時間がかかったり、

考える時間が短かったりするだけです。

これをやってください。あれをやってください。

そうではなく、
どこの誰が相手でも、ぼくは考えることを求めます。
厳しいと利用者さんから声もあったりしますが笑

これはぼくなりの愛です。
言われたことをやらせるだけでは、

真の意味での就労移行支援にはならないからです。
何かひとつのロゴを作るにも、作り方は何通りもあります。
これを使えば良いんですか？という利用者さんの問いに関しては
「どうしてそう思ったんですか？」と返す。
自分の中で道筋ができて、その上でこのツールを使うという判断であれば、それは正解なんです。

もし、それより早い方法があればそれを「改善」します。

社会に出たい、という願望や希望に対して
ぼくらは本気で向き合わなければいけないと思います。
生半可な思いで対応してはいけない。

答えのない世界に出て行こうとする利用者さんに対して
答えをすぐ求める人間に育てるわけにはいきません。

それは事業所で利用者さんと向き合う人間が持っておくべき考えだと思っています。

ここまで書いて、ふと、
デザインというのは尊い仕事だなあと改めて思いました。

「デザインとは、大前提、問題の解決策である。」

これはぼくが好きな言葉です。

デザインは、ひとのためにある。
デザインは優しい仕事です。

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